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TOEICと英検の違い

英語試験としてよく比較されるのがTOEICと英語検定です。英語検定は、中学生や高校生が、受験対策に取得するというイメージがありますね。また、すでに中年にさしかかった主婦などが、「出直し」として英語を勉強し、取得するというケースが多いようです。とちらかというと、趣味的な要素の強い英語試験です。対してTOEICは、ビジネスや日常会話に特化した特徴を持っています。TOEIC取得を奨励する企業も多く、社会人が注目する英語試験です。あなたがビジネスの場で、有利になりたいために英語試験を受けるのなら、TOEICをおすすめします。履歴書に書くのも、英語検定よりもTOEICスコアを書いたほうがアピールになります。 

TOEICと英語検定の違いは、判定の仕方にもあります。TOEICはスコアが細かく表示されて、成績となります。英検は合格・不合格で表示されます。目安として、TOEICのスコア500程度で英検2級程度の実力があると言われています。 

英検で一番レベルが高いのは1級です。英検1級は、TOEICスコア900点以上で合格率70%と言われています。こう考えると、英検で1級を目指すよりも、TOEICで900点を目指す方が難易度は低いということになりますね。私の知人の帰国子女も、TOEICで850点取得できましたが、英検準1級に落ちていました・・・英検1級は、ネイティブでも難しいと言われていますからね。

英検も1級くらいになると、読む力が大切になってきます。単語力も、かなり身に着けておかないといけません。 

TOEICと発音

TOEICは実践的な英語力をはかることができる試験として、ビジネス界で高く評価されています。

出題されるものはリスニングなら、実際にシーンで使われている生きた英語ばかり、リーディングならビジネス文書など実際に使われているものばかりです。TOEICで900点を取れば、履歴書にも書けるし、就職先や職場で優遇されます。しかしTOEICには1つ難点というか、落とし穴があります。それは、発音をカバーしていないという点です。 

たとえ、あなたが900点を取得したとしても、あなたが日本人として生まれ、日本で生活している限り、発音の壁があります。TOEICでハイスコアを取得できたとしても、あなたの発音は「カタカナ英語」のままです。試験では「聞く」「読み取る」だけしか問われないので、「話す」はできなくても大丈夫だからです。

あなたが小さなころから慣れ親しんできた「カタカナ英語」が、あなたの発音の向上を阻みます。「ディス・イズ・ア・ペン」「グッド・モーニング」「ウォーター」、こういうカタカナ語は海外では通用しません。あなたが試験勉強をするたびに、あなたの頭の中ではカタカナ英語が繰り返し響き、脳に刻み込まれていきます。 

 

英語を勉強して、スコアが上がってくると、良くが出てくるものです。もっと良い発音を身に着けたくなります。

 

せっかく海外に派遣されても、あなたの英語が通じなければ悲しいです。だから、TOEICの勉強をしながら英語の発音を覚える、というのも大切です。

TOEICで900点を目指す

TOEICで900点を取得できれば、どこに行っても、鼻高々でアピールできます。TOEICでいい点数を取れば、就職や転職、昇進に有利だと言われていますが、900点くらい取れていれば、その恩恵はかなり受けられます。TOEICの受験を考える人にとって、共通の目標、というより夢が、「TOEICで900点をとる!」ということではないしょうか。 

TOEICで900点を目指すなら、ネイティブレベルの、優秀な語学力が求められています。そのハードルは高く、現地で英語を使って生活している人でさえ、900点を取得するのは難しいかもしれません。それを、英語を母国語としない日本人が取得するということは、どんな企業でも欲しがってしまう、有望な人材になるということを意味します。このように、900点をとれるということはすごいことで、難しいことなのです。だからもしも900点を目指しているのなら、それ相応の覚悟が必要になってきます。 

TOEICで600点を目指すのであれば、聞き取りの能力を高めておくことで、ほぼ取得可能ですが、900点をめざすとなると、文法も完全に理解しておかないといけません。単語も知っておかないといけません。基本的な単語を覚えるだけでは不十分で、専門的な言葉も理解しておかないといけません。

その土台となるのが聞き取りの能力です。ネイティブとネイティブ・レベルで普通に会話でき、その上で、文法と単語の完全な理解が必要となります。

TOEICで600点をとる

企業側が求めるTOEICスコアの最低ラインは、600点と言われています。就職活動や転職など、ビジネスの場でアピールしたいのなら、600点は取得したいですね。 

とはいえ、初心者にとって、TOEICスコア600点というのは、かなり高い目標なのかもしれません。とくに学生の時から英語が苦手で、卒業した今となっては、学校で勉強した内容なんて、ほとんど忘れているよ!という人にとって、600点を取得するのは、かなり難しいと思われるかもしれません。でも、必ずしもそうではありません。基本をきちんと押さえておけば、600点をとることは可能です。 

ただし勉強方法は工夫しないといけません。今までの学校での英語の勉強のように、文法ばかり勉強していたのでは、600点はのぞめません。TOEICの勉強で大切なのは、文法の暗記ではなくリスニング力の増強です。TOEICでは、実践的な英語力が身についているかどうかが問われます。つまり、海外のビジネスパーソンと会話して、きちんとビジネスを成立させられるかどうかが問われるのです。そのためには、聞き取り能力を高めないといけません。リスニングの力が高まれば、リーディングの力も自然と高まります。だからどんどん、英語を聞きましょう。

単語を知っていると聞き取りやすくなるので、単語を覚えること、そして聞き取れることを重視しましょう。手広くやらずに、基礎的な単語をしっかりと覚えるようにします。

TOEICのレベルその2

TOEICの点数は10〜990点で算出されます。TOEICを受けると、自分のスコアが郵送されます。スコア表にはリスニング・セクションが何点、リーディング・セクションが何点、合計で何点というように表示されています。なかなか細かく点数が表示されています。TOEIC運営委員会によると、この点数には、区分けがあるそうです。 

ランクはA〜Eランクに分かれています。Eランクは10〜220点です。これは「コミュニケーションができない」というレベルです。ランクの中では最低ですから、かなり厳しいでしょう。ちなみに、履歴書にTOEICのスコアを書こうと思っている場合、Eランクの点数を取ってしまったら書かないほうが賢明です。かえって、恥をさらしてしまうだけです。書いてもなんらメリットはありません。 

Dランクは220〜470点です。これは、最低限通常会話がかろうじて可能であるレベルです。Dランクの場合も、履歴書には書かないほうが良いでしょう。 

Cランクは470〜730点です。Cランクになると、日常的に英語を使うのに不足はないというレベルです。Cランクなら、履歴書に書いても機能します。ただし企業が求めるTOEICのスコアは600点と言われています。同じCランクでも、最低ラインの470〜500点台くらいまでは、あまり堂々と書かないほうが良いかもしれません。 

Bランクは730〜860点です。確実に英語でコミュニケーションが取れるレベルです。Aランクは860〜990。A、Bランクなら堂々とアピールできます。